エナメルとリバティウィルトシャーのバッグ完成
2014年 05月 10日
ちょっと底のところ苦労しました・・・
あとは内布をまったく別の型紙を作ったので、(外側作ってから採寸)、縫い合わせるまでちょっと不安だったり。
初めての試みが多い鞄です。
表はエナメルですが、裏側は黒のスムースで硬めの薄い革を使っています。
裏を黒の革にした理由は、エナメル同士がくっつくとエナメルが剥離したりするので、わざと別の素材を使いました。
ハンドルの裏ももちろん黒の革で、そのほうが肌に触れる部分ですからべたつかなくていいかな~と思っています。
外縫いの鞄はホントに難しくて~でしたが、
内縫いだとこのエナメルの輝きがダメになってしまうので、がんばって外縫いの鞄にしました。
ひっくり返しがないので、革へのダメージが少なく作れます。
ただ硬い革ですと、デザインが非常に限られます。
おまけにこの鞄は、マチの部分はへりかえして外縫いですので、さらにデザインが限られ、直線だけの形になりました。曲線をへりかえすことがほとんど無理な感じです。
曲線の出ている部分(フラップとかタブとか)は切りっぱなしで黒のコバ処理剤を施しております。
コンパクトな感じですが、A4は入りますし、もちろんipadも入ります。
ポケットは内ポケットに大きなファスナーポケットをつけて長財布が入るようにしました。
入れ口がフラップの仕立てですので、財布は見えないファスナーポケットの中に~ということです。
いつもおなじ服のタマコさん、このバッグ似合いますね。
タマコさんがOLのような格好で仕事していたときはこんな服を着ていたんですって。
それからハンドル、とってもお高い芯を入れています。
薄いかまぼこ型の芯ですので少しふっくらした仕上がりになっています。
これも仕立てが難しいほうかな~、芯を入れて厚みがあって表面が少し斜めのところを縫うので・・・
そんなこんな、ゴールデンウィークから今日まで、がま口キットとこの鞄で明け暮れました・・・。
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