毛糸のルームシューズ

工房nonaさんが被災地にルームシューズを送るということで、編んでくれる人、毛糸を提供してくれる人を探していたので、参加することにしました。


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私は上の子供が生まれたころ(上の子供は今26歳)編み物ばかりしていました。
主に棒編みだったのですが、年間20枚くらい編み、プロのニッターさんになりたかったくらいのことでしたが。

温暖化に伴い、セーターを着る機会はめったになくなって、老眼で目もきつくなり(これは言い訳です・・・老眼でも編めますが、黒は泣きます)編み物はとりあえず、封印ということにして、編み棒や鈎針などいったんしまいこんでおりました。毛糸は、山形の叔母が今も編み物をするのでそこに送るつもりでいたのですが。

nonaさんのブログを久々に訪問したら、ルームシューズの話が・・・・
土曜の休みの日に押入れを開けて、毛糸を出して、虫食いなど無いか一応点検して日曜の朝に発送しました。
私自身は、クローバーの編み図(ネット上で公開されているもの)を編み始めましたが、サイズが出ない(小さくなってしまう)ので自分でアレンジして何とか編みあがったのがこれ。
今日もう少し編めるかな?
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いつも見に来てくださってありがとうございます。



昨日の私が感じる余震で、ちょっと緊張の糸が切れてしまったようで、なんだか体の調子が変です。
直接の被災地でなくても、やはりみんなかなりのストレスを感じているのが現実なんでしょう。

おととい、近所の焼き鳥屋さんに行きました。
駅からは遠く、国道沿いのこのお店、開店して間もないころから時々行っているのですが。
計画停電で商売はきついといいつつも、藤沢市が一番多いなんてけしからんでもなく・・・・
ちゃんとご飯が食べれて、布団で眠れるんだから、被災地の人を思えば贅沢はいえません・・・・という話でした。
それと電気のメーターの検針の人(私が見る限りでは女性が多く、うちのマンションも女性の検針員が来ています)や、この計画停電の電話オペレーターなどが、怒鳴られたりとか、ストレスで会社に来れなくなっている人がいるという話をお客さんに聞いたと話していました。

どこに怒りをぶつけたらいいのか・・・と思う人も少なからずいるんだなと思いつつも・・・・オペレータや検針の人に怒鳴るというのは、困ったことだと思います。
どういうわけか、そういう話で私は胃が痛くなるみたいです。
多分だからその仕事をしていたら、私も会社にいけなくなるタイプかも・・・・と思うから、自分が胃が痛いになってしまうんだろうな・・・と思ったり。

いろいろ心配してみても、事態が好転するキーを自分が握っているわけでもなく・・・・そういう意味では無理なく自分が被災地に協力できることは、やっぱり節電とちゃんと仕事をすること。と自分を納得させて。

電気はこれまで通りに使えるようになるのがよいのか・・・・どうか考える時期でもあると思います。






電力の3割近くを原発がまかなっているということらしいです(正確な数字はわかりませんが・・・だいたいって感じ)。
今の7割の電力で暮らせる暮らしを考えつつ、自然エネルギーを使うことをまじめに考えないといけない時代になるのかも・・・・という気もしています。
それは政府が決めることと、人任せにしないでみんなが考えたらいいと思います。

原発が東京湾になくてなぜ福島や青森や新潟にあるのか・・・・津波だけを考えたら、東京湾は太平洋に面した福島よりは安全かも(でも埋め立てだと液状化の問題も出ます)なのですが、都会に作らないというのはそれなりの理由があるからに違いないのです。
電気は送電ロスというのがあって遠くから運べば運ぶほど電力が減ってしまいますから、遠くっていうのはとても効率が悪い話でもあるのですから・・・・・

福島第一が簡単には収束しないとなった今、じたばたしないで、粛々と暮らしたいと思います。
東京電力は重い責任と保障を背負っていかなくてはならないと思いますが、今の時点で叩いたり罵倒したりするのは効果があるとは思えず・・・・
感情的にならずにいたいと思う今日です。
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by tama70125 | 2011-03-29 10:23 | 編み物 | Comments(0)

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